伊達政宗&細川忠興、戦国一オシャレな政宗は家紋をねだる~ゆるりと漫画で戦国逸話~

伊達政宗&細川忠興、戦国一オシャレな政宗は家紋をねだる

徳川家康 ラインスタンプ

伊達政宗と細川忠興、二人のほっこり?エピソード

 

戦国武将の家柄や個性を象徴する家紋。戦国のおしゃれ武将、伊達政宗は細川忠興の家紋に目をつけたの。


 

戦国のおしゃれ武将、伊達政宗が細川忠興におねだりしたのは

 

 

 

 

 

 

 

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細川忠興の家紋【九曜紋】!

細川忠興の家紋である九曜紋(くようもん)、伊達政宗は無理を言って九曜紋を細川忠興からもらい受けたのに、後に伊達家の家臣、片倉小十郎にあげちゃったの。なんともひどい話よね。笑

 

片倉家には『ばら藤に井桁(いげた)』という家紋があるのね、こっちが由緒正しき家紋と思われるんだけど、「片倉小十郎 家紋」なんかで検索すると大体、九曜紋がでてくるのよね。

 


↑これが片倉小十郎定番の家紋、九曜紋。

 


↑そしてこれが細川忠興が使っている九曜紋。

 

同じ九曜紋でも、中心によっているタイプのものと、離れているタイプの九曜紋があるの。

 

もともと細川家は丸が中心によっている九曜紋を使用していたんだけど、後々に離れているタイプの九曜紋を正式な細川家の家紋としたのよ。

 

ちなみに離れているタイプの九曜紋は『細川九曜』とか『離れ九曜』なんて名前で呼ばれているわ。

 

九曜紋の丸は何??

 

ちなみにこの九曜紋、丸が9個あるのはわかるけどコレに一体何の意味が・・・??と思うわよね。

 

九曜紋の丸は、『星』を意味するものなのよ。

真ん中の大きな丸が太陽で、その周りの小さな丸が太陽の周りを巡っている星を表しているんですって。

 

星、月、太陽といった天体系のものは古くから信仰の対象とされていて、戦国時代でも家紋や甲冑、軍配、陣羽織、旗・・・といったあらゆるもののデザインに用いられていたの。

 

九曜紋、確かにシンプルながらスタイリッシュなデザインで素敵なんだけど、
そもそも、伊達政宗の家紋の【竹に雀(仙台笹)】・・・めちゃくちゃカッコイイのよね!

 

 

・・・九曜紋、いる?笑

ちなみに関ヶ原の戦いでもおなじみ石田三成も、九曜紋を家紋として使ってたんですって!

 

石田三成の家紋といえば【大一大万大吉】が有名ね。石田三成といえばコレ!ってほどに。

 

 

一人がみんなのために!
みんなは一人のために!
そうすればみんなハッピー!!


 

意味としてはこんな感じかしら?小学生並みの意訳で申し訳ないけど・・・。笑
このような信念を掲げて関ヶ原の戦いに挑んでいたと思うと、徳川家康に敗れた石田三成の事を切なく思っちゃうわよね・・・。

 

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戦国武将の家紋! 一人一個じゃないのはなぜ?

家紋といえば本当に色々な種類、数、デザイン・・・奥が深いわよね。
白黒で描かれるシンプルなものではあるけど、かなりハイセンスでめちゃくちゃオシャレだと思うの!

 

家を象徴するシンボルは、世界中に多種多様なものがあるけども、それでも日本の家紋のデザインは特に素敵だと思ってる。
ひいき目にみなくても世界一よ。断言するわ。笑

 

そして家紋って、「伊達家の家紋」や「細川家の家紋」みたいに家ごとに決まった家紋があるイメージがあるわよね。

 

字もそのまま「家」の「紋」だしね。
でも、今回の話みたいに、家紋って別に一人一個っていう決まりはないの。

 

例えば今回のネタにでてきて片倉小十郎の九曜紋。
片倉家にはばら藤に井桁という家紋があるけど、九曜紋も片倉小十郎のものとなったわよね。

 

片倉小十郎は主君である伊達政宗に家紋を受け賜わった、これはとても名誉な事なの。
そして、この九曜紋を旗や甲冑なんかに用いる事で、

 

「俺だぜ俺!この九曜紋を掲げるのは政宗が家臣、片倉小十郎だぜ!

 

といったアピールになるの。

 

家紋は家柄を象徴する他、自分をアピールする為の個性、トレードマークのような意味でも使われていたの。
なので〇〇家の家紋はコレ!といった家紋があっても、

 

『俺はお金が好きだからお金の家紋を旗印に使う!』

 

『ワシの家紋、お前も使っていいよ!』

 

といったように、結構自由に家紋を使っていたりしたのよ~!

 

そして家紋って、わりと日常の色んなところで見かけるわよね。

 

和風の外観の飲食店とか、個人の建物とかに自分の知ってる家紋があったら「おっ!?」っと嬉しくなったりしちゃうわ。

 

皆様も日常で見かける家紋、注目してみて下さいね!

 

実は商標登録されてたりする家紋 

 

家紋って昔の人が作ったものだし、著作権とかなくて自由に使えるイメージがないかしら?
ところがどっこい実は家紋って、一族の子孫の方が商標登録してたりする場合があるの。

 

私、知らなかったんでこれにはかなり驚いたわ・・・。

 

なので、商標登録されている家紋を勝手にデザインに流用して販売なんかしちゃうのはNGということになっちゃうのよね!

 

有名どころだと、上の画像の伊達政宗の「竹に雀」の家紋や、真田幸村で有名な真田家の「六文銭」の家紋なんかが商標登録されているそうよ。

 

伊達も真田も大河ドラマに近年のゲーム、アニメのメディア化で超メジャー級の人気武将になったわよね。何百年後と時を経てるのになお稼ぎ続けるなんてさすが戦国武将だわ。

 

家紋が商標登録されている・・・。これを知った時にハッと気づいたんだけど、某戦国ゲームのキャラクターが着ている服に、家紋っぽいけど家紋じゃないデザインがしてあるのを思い出したの。

 

『なんで家紋じゃないんだろう。似せるなら家紋描いたほうがカッコイイのに~。』なんて思ってたんだけど、きっと商標登録の関係もあったんでしょうね。

 

そして逆にガンガン家紋使ってる漫画やゲームを見ると『儲かってるのねぇ~』なんてゲスな事を考えちゃう。笑

 

にしても羨ましい話ね。私だって伊達政宗みたいなカッコイイ家紋欲しいわ~!

 

 

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楽しんでいただけたらイイネ!

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