ここぞというシーンは『大げさに描く』と強みが増す!
絵を大げさに描く、これは絵を描くには是非、覚えてものにしたい技ね!パワフルで迫力のある絵を描く時にかかせないポイントよ。
どういったものか、漫画的なシーンを例に説明するわね!
パーツを大げさに描く!
適当な絵で申し訳ないでけれど、例えば上の絵を少年漫画のキャラの登場シーンとするわね。
シチュエーションは敵に向かってカッコイイセリフを言い、ばしっとキメている、といったシーンにしましょう。
見る人に『おおっ!こいつなら勝てそう!』なんて思わせたいシーンよ。
(服がダサイのは気にしてはいけないわよ。)
上の絵のままでも登場シーンのキメポーズとして通用するとは思うけど、なんか物足りないような気がするわね・・・。せっかくのキメポーズなんだから、もうちょっと迫力が欲しいところ・・・。
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↑という事で、少し大げさに描いてみたのがこちら。
カメラワークを少し変えて、手を大きく描いて強調して、後ろのバァーンという文字もより大きく太くしてみたわ。
最初の絵より迫力が増したと思わない?このように、体のパーツや文字を大げさに描く事によって、絵に力が増すの。
これよりもっと手を大きくかいて体に遠近感がつけれると、もっとカ迫力のある絵になると思うわ。私の画力じゃこれが精一杯・・・よ。笑。
デッサン的におかしいほどパーツを強調するのも、絵の表現としては十分に成立するわよね。
ただ、これはなかなか高度な技ね。このようにパーツを盛って強調するような描き方は、経験とセンスと練習が必要となってくるわね。
↑なんかよくわからんけど、とりあえず大げさに描けば良いのか!と、超初心者のうちに手をだすと、シンプルに失敗しちゃう・・・。(現に私が描いたものもちょっと変だしね。)
人、もの自体を大げさに描く
上の絵を、敵と初めて相対したシーンとしましょう。公式の情報では身長2mの人物って事で。
「で・・・でかいっ・・・」・・・まぁ、でかいけど、やはりこれではインパクトに描けるわね。
↑大げさに、人物を大きく、線もところどころ太く描いてみたのがこちら。(ラオウでよく見るやつね。笑)
上の絵に比べて迫力も増すし、敵のヤバ味も増して感じると思うわ。「で、でかい!」と言ってる側の人物のピンチ感も増しすわね。
常識的には身長が2mの相手がこんなに大きいのはありえないけど、これも漫画やイラストという二次元ファンタジーだからこそ出来る技であり、色んなシーンで使える技ね!
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表情、リアクションを大げさに
上の絵は、『好きな人にフラれた』といった設定で女の子の顔を描いてみたわ。
悲しいんだろうなぁ・・・というのは伝わってきますよね。
上の絵より大げさに泣かせてみる。手で涙を拭う動作もつけてみたり・・・。こっちのほうが、心に受けたダメージが大きく見えるわね。
喜ぶ、驚く、笑う、痛がる、嫌がる・・・など様々なシーンで、表情を大げさに描くのは、感情を強調するのにとても有効なの。
大げさに描く事でそのシーンの迫力や緊迫感、受け取る側の印象が大きく変わる!
一枚絵でイラストを描くにもよりカッコイイ絵になったり、見る者の心により響いたりしますし、漫画を描くにも見る人が「おおっ!」と思える勢いのあるシーンになるわね。
勢いや躍動感のある絵を(特に漫画)を描く際は 大げさに盛る という事を意識してみてね♪
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楽しんでいただけたらイイネ!