ものの形を知って、絵をもっと上手に描く方法は?!
絵を描くときに必要な事はたくさんあるけど、今回は「ものの形をよく知る」といった事の大切さをお話するわね。絵の上達に必ず役立つお話よ!
人間、動物、植物、家具、服・・・なんでもそうなんだけど、絵を描くときに必要なのは、そのものの形を知るという事なの。
絵を描き始めた初心者にありがちなのが、想像でものを描く という事。
「絵を描く」という作業は、初心者にとっては思いのほか面倒くさい作業が必要となるの。
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人間はどうしても面倒くさい作業を避けてしまいがち・・・、絵を描くにあたっての初心者あるあるが、まず、顏ばっかり描く。という事・・・
顔は、体や手足と違い、一番多く見る機会があるわね。普通に漫画やアニメを見ていて、顔はジーっと見る事があると思うけど、あまり意識して手や足を見たりはしないわよね。
顔というものは、目があり、鼻があり、口がある。そして顔は、自分や他人を含めて毎日のように見ているもの。
顔にあるものの形がどういうものであるか、喜怒哀楽に応じてそれらがどんな形になるか、私たちは自然と覚えていて、「よく知っている」から顏は描きやすい。
顔を描くという事自体が楽しいのもあるけど、知っているからこそ、描くのが苦痛じゃないし沢山描いちゃうのよね。
初心者に多いと思われる『さぼり癖』
顏なら、この程度であると絵を描かない人でも描く事は出来るかと思うわ。
では、「体を描いてみて?」と言われるとどうかしら・・・?
まったくの初心者であれば、上の絵ほども描けないかもしれないわね。
手足があるのはわかる、胴の長さはこのくらい・・・と、憶測で描くと違和感のある下手くそな絵になってしまうの。
例えば足・・・。足ならまっすぐ線を引くだけでも足に見えるわね。
これでも漫画絵としては成立するかもしれないけど、足の形はどんなものか、どこにくびれがあって、どこにひざがあって、どんな形か?を知るともっと上手に足が描けるわよね!
(スカートだって資料を見て描けばもっと良い絵になるわね。)
絵を描くときは、「知る」という事が何より大事なの。
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昔、自分には才能がない、下手だからもう絵描くの嫌だ・・・と、絵を描くのを辞めた私だけど、その当時、特に自分にできてなかった・・・と思う事がこの「資料を見る」という事なの。
初心者で、とにかく絵を上達させたい!という思いが強いと、焦って絵を描くスピードや量に意識が集中してしまう事があると思うわ。
絵が描けないうちは、ひとつの絵を描くのに凄く時間がかかってしまって、気持ちが焦ってしまうのよね。
その結果、下手な絵を量産してしまうという無駄な事をしてしまうの。
趣味で描くぶんには良いけれど、本気で絵を上達させたいのなら「資料を集める」「資料を見る」という事をきちんとするのはとても大事なの。
楽して絵を描く方法はあっても、楽して上達する方法なんてないっっ!!
「なんとなくこんな感じ」で描くのではなく、よーく形を見て描くと抜群に絵は上達していくわ。絶対よ!コレは間違いなく絵の上達にはかかせない作業よ!
プロの漫画家さんも、私たちが思っている以上に資料を集めて絵を描いたりするの。
めちゃくちゃ絵のうまい漫画家さんが、一枚の絵を描くのに何枚も写真を撮って、それを参考にしているのをTVで見た事があるの、本当に驚いたわ!
十分すぎる画力があるプロでさえこれだけの事をするのか・・・って!
絵の練習をする時、資料を見て描く、という習慣を身につければ、絵はどんどん上達する!難しいから、面倒くさいからってあやふやな所をぼかしたり隠すのは、NGなの!
コレを描きたい!って思った時、参考になる資料を見て絵を描いてみてね!
インターネットで検索すれば、資料はいくらでも見つかるから♪
かなり資料不足で絵を描いている私だから、偉そうに言えたことじゃないんだけどね・・・。
当サイトの武将イラストの甲冑や陣羽織なんかの細かいところはボヤァ・・・っと描いちゃうのよね。ホラ、甲冑ってすごく描くのに時間かかるから・・・?(←こんな言い訳をしてる間は絵は上達しない。)
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楽しんでいただけたらイイネ!