前田慶次の『大ふへん者』とは?傾奇者ってただの変人?!
今回は前田慶次こと前田慶次郎利益の逸話よ~!
前田慶次といえば漫画『花の慶次』が有名ね!
『花の慶次は』北斗の拳でお馴染み、原哲夫先生が描く熱い戦国漫画!
読んだことある方は知っていると思うけど、この方は傾奇者(かぶきもの)と呼ばれたちょっと変わった武士だったの。
傾いてナンボの前田慶次郎利益(まえだけいじろうとします)
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・・・いったいなんの意味があってこんな意味不明なイタズラをするのか・・・?笑
前田慶次という武将は、どうにも人をからかったり、おちょくったりするのが好きなイメージがあるわ。一言でいうと『いたずらっ子』。
大分変わり者だったのは間違いないわね。笑
前田慶次といえば『傾奇者』!・・・傾奇者って何??
前田慶次といえば『傾奇者(かぶきもの)』と言われている事で有名よね。
傾奇者ってなんなの?っと聞かれると、結局のところは、「傾奇者」とは「普通の人がやらないような事をする変わり者」といったところかしら?
服装が派手だったり、とにかく目立っていたり、行動がブッとんでたり・・・。とにかく人から見て
なんだアイツ・・・。変わってるな。
と思われるような事をするのが傾奇者。
現代でいうと、メイプル超合金のカズレーザー様なんかは傾奇者と言えるわね。笑
漫画『花の慶次』の大ふへん者エピソードはカッコイイ!
そして今回の「大ふへん者」についての逸話だけど、漫画『花の慶次』を知っている人がこっちの逸話を見るとなんだかがっかりしちゃうわよね。笑
漫画の花の慶次だと、
これは大ふべん者と読むんだ、この俺の相手になるやつがおらんで不便で不便でしかたがないってことよ!
なんてカッコイイセリフを言ってるの!カリスマ性半端ないわよ!
「俺、最強!!」って言い張るその姿勢ほんとカッコイイ!そりゃ人気武将の仲間入りしちゃいますわ・・・。
花の慶次を読んだことがない方は「???」って思っちゃうかもしれないわね。笑
漫画『花の慶次』の前田慶次は身長197cmの大男でとにかく強い!おまけに顔も性格もイケメン!
そして前田慶次は戦場で『大ふへん者』と書かれた大きなマントをつけていて、まわりが「なんだありゃ~」って言ってる時に上にあるカッコイイセリフを言うの。
しかし、実際の『大ふへん者』にまつわる逸話はなんだかしょうもない理由なのよね。
『貧乏で不便な生活してるから『大ふへん者(大不便者)って書いてみたのよ。』
イケてない・・・。現実はこんなものか・・・。と。笑
そして近年、花の慶次のイメージが強すぎて、「前田慶次郎利益」という人物はすごく強くて大柄でカッコイイ人って思っちゃうけど、実際はあまり前田慶次郎に関する資料が残ってなくて謎だらけらしいの。
身長が高かったなんて記録も残ってないし、コレといった肖像画もないのよね。
前田慶次のものとされる甲冑は、大きいどころか当時の平均サイズらしいから、見た目はごくごく普通の男の人だったんでしょうね。
強い人のイメージについては、前田慶次の部下だったと思われる人の記録に『槍の達人』『文武両道の人』といった記載があるみたい。
漫画のような無茶苦茶な強さではないかもしれないけど、武士としての戦闘能力は優れていたようだし、教養もあったみたいね。
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前田慶次は現代でいうブロガーだった?
そんな慶次郎殿、日記を書くのが趣味だったらしく、
「道中遭遇した女子の息が臭かった・・・」
なんてしょうもない事を書いたりしていたらしいわ。現在にいたらめっちゃTwitterでどうでもいいことつぶやいていそうなタイプじゃないかしら?笑
資料があんまり残ってなくて謎だらけ。なんて言われてますが、それでも逸話はけっこう面白いのがあるのよね。
漫画「花の慶次」にもでてきますが、叔父の前田利家を水風呂に入れたり、友人の新築パーティーでその家の新品の柱に豪快に傷をつけて周囲をドヨつかせたり・・・
前田慶次に関する逸話を読んでいると、どうしてもめんどくさい人間なイメージがわいてきちゃう・・・。
普通の人がしないような事をやって「やってやったぜ!」って思ってそうな・・・。
実際、叔父の前田利家は、人をおちょくるのが好きで周囲を困惑させる慶次に
「お前は人を小馬鹿にしすぎ!いい加減にしろよ!!」
といった説教もしていたそうな。笑
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