【織田木瓜】織田信長の家紋【永楽通宝】
↑織田信長の家紋で1番有名なのがこれ、『五つ木瓜』です。(読み方は『いつつもっこう』)
または『織田木瓜』ともいいます。
甲冑や陣羽織、ドラマや漫画などの陣幕や旗指物などでもよく見かけますね。
この五つ木瓜は織田家の正式な家紋であります。
これは鳥の巣を図案化したもので、子孫繁栄の意味が込められているそうです。
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↑そしてもうひとつ、信長が使っていた家紋で有名なのがコレ、『永楽通宝』です。(読み方は『えいらくつうほう』)
これも割とよく見かけますね。実際に信長が旗指物なんかでつかっていたのが、
↑こんな感じの黄色に永楽通宝が三つならんだデザインのものだそうです。
永楽通宝とは、永楽銭とも呼ばれるお金の事で、明(中国)から伝わって日本でもメジャーなお金として流通していました。
信長がなぜこの永楽通宝を使っていたのかはあきらかではありませんが、
永楽銭のようにワシも世に知られたい!
といった意味や、
ワシは経済発展にも力を入れている!織田家が銭の溢れる豊かな世にしてやるぞ!
といったような意味を込めて永楽通宝をシンボルとして旗指物に使っていたのでは??なんて言われています。
↑その他、織田信長は足利義昭から『丸に二引両(まるににひきりょう)』
↑『五三桐(ごさんのきり)』といった家紋を譲りうけています。
この家紋はもともとは天皇の家紋で、足利将軍が天皇から受け賜った高貴な家紋であります。
将軍、天皇の家紋を貰うなんてかなり名誉な事なんだぜ。
ちなみに秀吉もこの五三桐を家紋として使っていたんだよ!
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信長のお気に入り『敦盛』この歌の意味とは?
織田信長は桶狭間の戦いの前や、本能寺の変で自害する前に『敦盛』という幸若を舞っていたと言われています。
桶狭間の戦いに本能寺の変・・・、信長の人生のターニングポイントとなる大事な戦ですね。(本能寺にいたってはターニングできてないけど)
この『敦盛』が信長にとっていかに意味のある大切な歌であるかがうかがえますね。
人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり ひとたび生を受け 滅せぬもののあるべきか
にんげんごじゅうねん げてんのうちを くらぶれば ゆめまぼろしのごとくなり ひとたびせいをうけ めっせぬもののあるべきか
下天というのは天界のこと。そして当時の人間の寿命は50年やそこらが普通でありました。
人間の人生は50年、天界の時間と比べれば夢や幻のように儚いものだな。この世に生を受けた者は必ずいつかは死に滅びていくものだ。
敦盛はこのような意味の歌詞になります。
完全に悟りを開いたような歌詞になっています。
歌詞の意味を知ると、いかに信長が覚悟を持って桶狭間の戦いに挑んだかがわかりますね。
そして本能寺の変では無念さも感じますが、なにか潔い感じもします。
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楽しんでいただけたらイイネ!