前田利家の歴史まるわかり!利家の生涯を年表で簡単に!
加賀百万石の礎を築いた大大名、前田利家!
織田信長の時代には戦場で数々の武功を挙げ、その強さから『槍の又左』と称えられ・・・
豊臣秀吉の時代では政権トップの役職『五大老』に就いて武将達をまとめる大御所大名となったお方ね。
ここでは前田利家の歴史がわかるようにザーッと簡単に年表でまとめてみたわよ~♪
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1538年 | 尾張にて誕生。幼名は犬千代(いぬちよ)。 |
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1551年 | 織田信長に小姓として仕える。 |
1552年 | 萱津(かやづ)の戦い 初陣。真っ先に敵陣に突撃し、一番首を挙げた。 |
1556年 | 稲生の戦い 顔を矢で射抜かれるも、その敵首を討ち取るという活躍をしている。 |
1558年 | 浮野の戦い 数々の武功でこの頃から『槍の又左』という異名で呼ばれる。
同年、従兄弟のまつと結婚。 |
1559年 | 織田信長の可愛っている茶坊主を斬り捨ててしまった為、織田家から追放され浪人となる。 |
1560年 | 桶狭間の戦い 前田利家は個人的に戦に参戦。首三つを取る武功を挙げ、織田信長に帰参を願い出るも許されなかった。
同年、父・前田利春が死去、兄・前田利久が前田家の家督を継ぐ。 |
1561年 | 織田家に復活 織田信長と美濃・斎藤龍興の間で戦が起こり、これに個人的に参加する。首二つ取る武功を挙げ、やっと信長から許しを得て織田家に帰参した。 |
1562年 | 前田利家の跡継ぎとなる長男・利長が誕生。 |
1569年 | 前田家当主となる 信長の命令で利家が前田家の家督を継ぎ、荒子城城主となる。石高は6000石。 |
1570年 | 金ヶ崎の戦い 織田信長VS朝倉義景の戦に参戦。織田軍は挟み撃ちに合うのを察知し撤退、この撤退戦で前田利家は信長の警護にあたった。
姉川の戦い 織田・徳川連合軍VS浅井・朝倉連合軍の戦に参戦。織田軍の勝利。
春日井堤の戦い 織田軍VS石山本願寺の戦に参戦。織田軍が総崩れとなってしまった中、一人で踏みとどまって敵を倒し、反撃の足掛かりを作った。 |
1573年 | 一乗谷の戦い 織田軍VS朝倉軍の戦に参戦。織田軍の勝利、朝倉氏は滅亡した。 |
1574年 | 長島・一向一揆 越前・一向一揆 織田軍VS一向一揆の戦に参戦。 |
1575年 | 長篠の戦い 織田・徳川連合軍VS武田勝頼の戦に参戦。織田軍の勝利。
同年、越前の一部を与えられ3万3000石を領する。(といっても、前田利家・佐々成政・不破光治の3人で越前10万石、「みんなで協力してやってね~」という体らしい。) |
1578年 | 有岡城の戦い 織田信長VS荒木村重(織田家家臣だったけど突然裏切った)との戦に参戦。織田軍の勝利。
三木城の戦い 羽柴秀吉VS別所長治の戦に参戦。兵糧攻めで羽柴軍が勝利。 |
1581年 | 能登一国・七尾城に23万石を与えられる。 |
1582年 | 七尾城を廃し、小丸山城を築城する。
本能寺の変 織田信長が死去。この時、前田利家は柴田勝家に従って上杉氏の越中・海津城を攻めていた。
清須会議 羽柴秀吉と柴田勝家が織田家の後継者問題で揉める。前田利家は柴田勝家側につく。 |
1583年 | 賤ヶ岳の戦い 羽柴秀吉VS柴田勝家の戦に参戦。利家は柴田軍として戦うも、途中で秀吉に降伏し柴田軍と戦った。
羽柴軍の勝利、柴田勝家は妻・お市と共に自害した。
この功績により加賀の一部を秀吉から加増され、本拠地を加賀・金沢城に移す。 |
1584年 | 末森城の戦い 小牧長久手の戦い(羽柴秀吉VS徳川家康)勃発時、徳川の味方についた佐々成政が、羽柴派の前田利家の勢力を削ぐために能登へ侵攻してきた。
利家は能登・末森城に援軍として出兵、佐々軍に勝利する。
その後は佐々成政の支配下にある越中へ侵攻。 その後、利家の長男が越中三郡を与えられた。 |
1586年 | 九州征伐には参戦せず。前田利家は京周辺の守備にあたった。 |
1590年 | 北条小田原攻め 北陸方面の上杉氏や真田氏と協力して北条氏の支城を落としていった。 |
1592年 | 文禄の役 朝鮮出兵に前田利家は参戦せず。名古屋に滞在し、徳川家康と共に秀吉を補佐していた。 |
1598年 | 豊臣秀吉渾身のお花見大会『醍醐の花見』に参加。
この頃、病による体調不良が目立ち始める。家督を長男・利長に譲り隠居した。 が、秀吉から五大老に任ぜられ豊臣政権のトップ役職として政務に努めることとなる。
同年、豊臣秀吉が死去。 |
1599年 | 秀吉の遺言により、利家は豊臣秀頼を補佐するために大阪城へ移る。
同年、病気の悪化により死去。享年62。 |
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