森蘭丸はめちゃくちゃ優秀?織田信長の顔をたてすぎる話
織田信長の小姓として有名な森蘭丸。
歴史に前世詳しくなくても名前は知っている!という方も多いと思うわ。
近年はゲームやアニメなんかでも森蘭丸はかなりキャラ立ちしてるわよね。
主には織田信長とァ~ン///な関係であったとか、ね。笑
実際、織田信長はかなり森蘭丸の事を気に入っていたそうよ。
それだけ信長を夢中にさせていた人物であるならさぞかし美少年だったんだろう!なんて思うところからか、「蘭丸は美少年」っていうイメージが定着してるわよね。
けど蘭丸は、別に美少年だからって気に入られていたわけじゃないのよね。信長が蘭丸の事を溺愛していたのにはちゃんとした理由があるの。
その理由とは、蘭丸は若くして周囲もドンびきするくらいの「出来る子」だったということ!
森蘭丸はめちゃくちゃ優秀?織田信長の顔をたてすぎる話
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たかが『小姓』、なぜ森蘭丸は有名なの?
そもそも小姓って何?という疑問がでてくるわよね、
小姓とは武士の役職であり、大名の側に仕えて雑用をしたり、お世話したり、ピンチの時にはたてとなり命にかえて主君を守ったり・・・という役割を担っていたの。
イメージとしてはボディーガード兼秘書、といったところね。
加賀百万石で有名な前田利家もかつては織田信長の小姓だったし、
井伊直虎の後継者、井伊直政も徳川家康の小姓だった、
そして石田三成もかつては豊臣秀吉の小姓を務めていたのよ。
小姓というお仕事は、立派な武将になる為の下積みみたいなものでもあるわね。
前田利家、井伊直政、石田三成なんかは大人になり、戦で槍働きや政務などで有名になって歴史に名を残しているけど、森蘭丸は『信長の小姓』として有名になったのよね。
これはかなりレアケース。森蘭丸の他に小姓として名前を歴史に残した人物って多分いないわね。
そばに仕える小姓は森蘭丸だけではないのに、なぜ織田信長はそんなに森蘭丸のことを気にいってたのか・・・?
森蘭丸のなにが凄いのか、というと、彼は若くして上司の心をグッと掴む術を持っていたの。
上の漫画にもあるように、上司の顔をたてる、上司の気づかないところでも上司をわっしょいする、そんな細かな気づかいができるのが森蘭丸なのね!
森蘭丸はとにかく上司をたてる!
森蘭丸にはこんな逸話もあるの。
ある日、信長が
むこうの襖が開いてるから閉めてきてくれない?
と言ったの。蘭丸が襖を締めに行ったんだけど、襖は閉まったままだった。
でも蘭丸はあえて、音を立ててその襖を開け閉めしたの。
殿、襖開いてなかったですよ!
とは言わないのよね。なぜか・・・?
それは、『信長様が勘違いをした』という恥を周囲にかかせないためなの。
恥をかくといっても、
あ、閉まってたの?なんだ~
くらいで済みそうな話よね。こんなささいな事もカバーして信長を立てるのが森蘭丸という男なの!
森蘭丸が本能寺の変でこの世を去ったのが18歳・・・、20歳を迎えていない人生でこれだけのことができるなんてかなりデキる部下よね。
気くばり、太鼓持ち、周囲へのフォロー、蘭丸ならきっとなんでも上手くやってくれるわね。現代にいたら脅威の新人社員でしょう。
若くしてこれだけの事ができるのは素晴らしいの一言・・・!少しあざとくも感じられるから同僚からは賛否両論ありそうだけど・・・笑。
・・・このように、森蘭丸が信長に気に入られ、小姓として有名になったのはそれなりの理由があるのよ。
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森蘭丸は、織田信長に恋愛的な意味でも寵愛を受けていたと言うことで有名よね。
という事は、森蘭丸の顔はきっと美しかったに違いない!といった妄想が勝手にわいてきちゃうわよね。
が、森蘭丸はむしろ美しい顔どころか「筋骨隆々でたくましく・・・」といったふうに伝えられているの。
森蘭丸といえば美少年、という風潮があるので筋骨隆々と言われてもなんだかしっくりこないかもしれないわね。笑
しかし、森蘭丸の父の森可成は武勇で知られた武将であって、また蘭丸の兄の森長可も『鬼武蔵』という異名をもつほど武勇に優れていたの。
美少年どころか『鬼』といったら荒々しいイメージの父に兄、蘭丸もこの2人と同じ血をひいているわけなので、筋骨隆々たくましい説はあながち間違ってないような気もするわね。
本能寺の変以降も生き延びていたら、武将として戦場で活躍する森蘭丸の歴史があったかもしれないわね。
森家は後の天下人、豊臣秀吉も厄介な存在として思っていたほど力があったし、能力の優れた蘭丸が森家の行く末を仕切っていたなら、『豊臣の天下はこなかった』なんて未来もあったかも・・・?
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