武田信玄が強いと言われるのはなぜ?家臣や戦法とは??
強い!最強!といったイメージのある武田信玄…
信玄が最強と言われているのはなぜなのかっっ?!
ここではその謎が分かるかもしれない、武田信玄の家臣の事や軍事の事、戦についての事なんかをゆるりと解説しているわよ~っ。
強さのひみつ①武田信玄の強さは『人』にあり
戦国武将の中でも知名度が抜群に高い武田信玄!
それもそのはず、甲斐一国の大名だった武田信玄は…
こんなになるまで勢力を拡大させた、シンプルに凄い大名であり強い大名なのであります。
あの徳川家康なんかは三方ヶ原の戦いと呼ばれる戦で信玄と戦い、
武田軍強すぎて本当に死ぬかと思った…
怖かった…ぶっちゃけあまりの恐怖で漏らしちゃいました…。
こうなるぐらいボロ負けしております。
とにかく強さに定評のある武田信玄。
しかし、信玄は実は奇襲や策に嵌りますかったりと、やや戦術に弱い部分がありました。
そこを補う為か、信玄は軍馬の育成や兵の鍛錬などにとても力を入れていたとのことであります。
後に武田二十四将と呼ばれる家臣達、山県昌景(やまがたまさかげ)、高坂昌信(こうさかまさのぶ)、馬場信春(ばばのぶはる)などは幼い頃より目をかけ、有能な家臣となるよう育てられましたし、
信玄の軍師として有名な山本勘助は、これまで武士として誇れる経歴もなく、流浪の生活を送っていたにもかかわらず
勘助と話し、彼がいかに優秀で知識の深い男であるかがわかった。
是非とも武田家にきておくれ。
自分の目で見て耳で聞き、才能を見出し家臣に取り立てております。
信玄が
人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり…
(この甲斐は大きな城。そして甲斐、武田の家を守るのは武田の人間だ。
憎み合う事をせず、互いを思いやる心を持てば武田は強くなる。我々が甲斐を守る城や石垣、堀となるのだ。
こんな名言を残すのも納得。
ワシは人を見る目があり、才能を見つけそれを育てる事のできる人物であった。
一人一人の強さが武田家の強さに繋がっていくのだ。
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武田の最強部隊!大活躍の『赤備え』に『騎馬隊』!
武田家には戦場でハンパない強さを発揮する赤備えの軍隊がありました。
武具、甲冑を赤一色で統一した、華やかな軍隊であります。
しかもその軍隊は騎馬隊で構成されておりました。
増々華やかでカッコよかったわけです。
そしてこういった軍隊自身の強さに加え、
侵略すること火の如し!
まず、騎馬隊が一気に突っ込んで敵を崩す!
そしてそこへ槍隊、歩兵がさらに突っ込んで敵を倒す!
…と言った感じの戦法で敵を圧倒し、
武田の騎馬隊強すぎー!!
武田の赤備え最強かよ~!!
…と世に有名になりました。
そしてこの武田の赤備えを率いていたのが山県昌景(やまがたまさかげ)という武将であります。
山県昌景は武田四天王の一人に数えられる武将で、戦においても内政面においても力を発揮する有能な人物でした。
三方ヶ原の戦いで徳川家康を完膚なきまでに叩いたのも、この山県昌景が率いる赤備えの軍隊でありました。
徳川家康は…
あの赤いやつのボス、山県昌景っていうの?
強すぎんだろ…。
と、家臣らに語っていたんだとか。
ちなみに、徳川家康の家臣・井伊直政や、真田丸で有名な真田幸村も赤備えの軍隊を率いていた事で有名です。
武田の赤備えの軍隊でついた『最強』というイメージからか、赤色の武装を用いるのは味方の指揮を上げたり、俺ら強いぞー!と威嚇する効果があったのであります。
強さの秘密は卑怯にアリ!武田信玄は勝つためなら何でもやる
武力だけが強さではない!
武田信玄最大の強さはもしかすると、あくどい事が平気でできるメンタルの強さを持っている事かもしれません。
その一例をご紹介…。
武田信玄が父・信虎を追放して間もなく…、領土拡大に燃える信玄は信濃中部へと攻め入ります。
そこ一帯を治める諏訪頼重は武田軍には敵わないと見ると、桑原城という城へ逃亡。
そこで信玄は、無理に桑原城を攻めることはせず、
降参してワシに挨拶しにおいで。
そしたら命まではとらないよ。
と、諏訪頼重を甲斐に来させました。
で、諏訪頼重を幽閉してしまいました。
で、その後、諏訪頼重は切腹してこの世を去りました。
幽閉しないなんて言ってないし、ワシが命を取ったわけじゃないしな。
武田信玄は無駄に戦うことなく、なるべく簡単な方法で諏訪氏を滅ぼすことに成功したのであります。
しかもこの後…
えっ…頼重の娘、めちゃくちゃ可愛い!!
ワシの側室にする。
家臣の多くが反対するにも関わらず、信玄は自分が死に追いやった男の娘を側室にしてしまいました。
娘の心情を考えるとなかなかにエグい事やっちゃってます。
父親の仇と結婚しなきゃならないなんて、耐えられるものではないですよね。
改めて戦国時代は凄い時代…!
ちなみに信玄は同盟相手を裏切ってその国に攻め入ったり、
もうしません!
って言って間もないのにまたよその領地へ攻め入ったり…といった事を平気でやります。
下剋上の時代にはもってこいの強さであります。
私も約束破られた事ある。笑
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